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AI需要でメモリ争奪戦なのだ

いまPCまわりで起きている「メモリとストレージの高騰・品薄」は、DRAMだけじゃなくSSDやHDDにも広がっていて、体感としては“買い時がどんどん遠のいてる”空気なのだ。
でも冷静に見ると、CPUは一部の人気モデルがちょい値上がりする程度で、DRAMみたいな「どこにも無い」「急に跳ねた」感じにはなっていないのだよね。だから筆者は今回のDRAM高騰を、需要が本当に爆発した結果というより、先回りしすぎた“買いだめ(パニック買い)”の色が濃い、と見ているのだ。

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きっかけとして有力視されているのは、OpenAIがSamsungとSK HynixとDRAM供給の大きな契約を結んだ、というニュースなのだ。ただしこれは「今すぐ毎月90万枚ぶんが動く」みたいな話ではなく、将来に向けて増産していく計画の話なのに、そこを早合点したベンダーが「これから足りなくなるぞ」と焦って契約を積み増したっぽい、という流れなのだ。

しかもSamsungとSK Hynixは、増産していくとはいえOpenAI向けの準備で手一杯になりやすく、追加で欲しがる会社が増えると、どうしても「OpenAIと契約していない」Micronに注文が寄りやすくなるのだ。結果としてMicron側の特定分野の売上が大きく伸び、逆に一般向け(たとえばCrucialみたいなコンシューマ寄り)に回せる余力が減って、事業の整理につながった……という説明になっているのだ。

ここでさらにややこしいのが、DRAMが足りないと聞いた人たちが「じゃあSSDも足りなくなるのでは」「ならHDDも…」と連想ゲームみたいに在庫を積み増して、品薄の範囲が広がってしまった、という見立てなのだ。米やマスクやトイレットペーパーの買いだめと同じで、理屈では「そこまで要らないよね」と分かっていても、市場から消えているのを見ると“念のため”が増えていって、余計に戻りにくくなるのだ。

そして厄介なのは、メモリやSSDって腐らないから、保管しても心理的ダメージが少なくて、余計に貯め込みやすいことなのだ。契約でガッチリ押さえた分は、途中で「やっぱ要らない」と言いにくいから、2026年いっぱいは供給がきつい状態が続くかもしれない、という見方になるのだ。



つまり結論としては、2026年はPCを新規に買うにはつらい年になりやすくて、買うなら「メモリ増設やSSD増量が高くつく」前提で予算を組むのが現実的なのだ。逆に待てる人は、無理に今買わず、価格が落ち着きやすいと見られる時期まで粘るのも手なのだよね。しかも影響はPCだけじゃなく、スマホやゲーム機みたいにメモリ・ストレージを多く積む製品にも波及しうるから、2026年は全体的に“端末の冬”っぽい空気になるかもしれないのだ。





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